仏壇や御位牌、遺品整理など、どうすればよいかとお考えの方へ

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仏壇の存在意義とは…

仏壇が必要とされる意味とは、お寺に出向きお参りが出来ない場合でも、自宅で供養が済むように家の中に小さなお寺を設ける事とされています。

そのため、伝統的な仏壇の形状は外箱の中に屋根や柱が有り、3段から4段位の雛壇構造になっており正面手前には扉が付いております。また、仏壇内部の飾り方は、中央部の一番高い場所に信仰される宗派の御本尊(お寺で言う仏像に変わるもの)を祀り、その御本尊に見守られる様に一段下げた位置に先祖の位牌や新しい位牌を祀ります。そして、一番下の段にはお線香などの仏具を飾り供養が出来るように致します。これは、お寺の堂内に似せた祀り方を基本としてるからです。


仏壇の心理的影響とは…

仏壇には、もう一つ大切な意味が御座います。
かつて、テレビドラマの場面で一度は見た経験が有ると思うのですが、家族が仏壇の前に座り、手を合わせ日常生活に於ける悩みを相談したり、物事が良い方向なるようにお祈りをしたり、時に喜びや感謝を伝えたりと、家族が仏壇を心の拠り所にしている事です。先祖や家族だった者に今の自分や家族をお守り頂く気持ちでお祈りを行い。家族の絆がより深められる事に大きな役割を果たしていると考えられます。

また、小さな子供がいる場合は、家族皆がそろい仏壇にお供え物をしたり、朝の挨拶を行ったり、日常的にお祈りをしている姿を見て、自然と子供は先祖を敬う気持ちが身に付き、いつしか自分自身が存在しているのは先祖や家族が居てくれたお蔭だと感謝する心が芽生え、人に優しく命を大切にする自覚が育ち、心の成長や教育にも繋がる事とされています。

変わりつつある仏壇とは…

一昔前の住宅には、仏間(仏壇専用の置き場所)が当たり前のように有り、その場所に仏壇を設置し本尊や先祖の位牌を祀られるのが一般的とされてきました。

しかし、近年では様々な理由や人々の心境の変化により、部屋の構造が和風から洋室へと変貌し、建物自体もコンパクトな住宅が誕生し始めました。新築物件やマンション、アパートなど時代と共に仏間がない家が増えてきており、仏壇を置く場所が無いなどの理由から仏壇も大きなサイズから、場所を取らない小さなサイズへと移行するようになりました。また、洋室やリビングにも合う様な種類も豊富に開発され比較的スッキリとした物が流行し、カラフルな色合いの仏壇やモダンでシックな家具調仏壇など手頃な価格の商品も増えてきているようです。

遺品整理とは…

遺品整理とは、亡くなった人の残した身の回りの品を整理し、処分を行う事で形見分けなどとも言われております。
主に該当する事は家の中に有るような…家電、家具、各書類関係、思い出の物、コレクション品などから、車やバイク、自転車まで、遺族が形見分けを行い不用品等は廃棄処分を行い家の中を綺麗に空にする事を示します。

遺品整理の流れは、遺族が自分達で行うか、専門業者に依頼するか、どちらかで決めなければ成りません。荷物が少ない場合は自分達で行う事も可能なようですが、荷物が多く大変な場合に関しては、専門業者に手助けして貰う方が一般的とされています。専門業者に依頼した場合、その分費用は掛かりますが短期間で終了する事が出来ます。流れと致しましては基本的に故人の住んでいた自宅へと業者が訪問し道路状況や室内の状態、荷物の量などを確認し見積り作業を行います。
遺族は事前に保存しておく物を分別して運び出しておくか、その場で業者と確認を行いながら選別を行い、残して欲しい荷物は除けて頂けくよう依頼を致します。それ以外の荷物は不用品とみなし廃棄処分の対象となりますので、その後、専門業者が不用品をどの様に扱うかは一任する事となります。

過去に至っては、2世帯、3世帯と同居されている家族が多いかった為、遺品整理も同居の家族が一つ一つ形見分けを行い、家具や家電は家族で共用している事も有り、そのため不用品の数も少なく処分に困ることが無かったようです。しかし、現代は核家族が定着しており離れて暮らす家族が増えたため、移動距離や交通費、時間的な事も考えるようになり、遺族が時間や労力を使い部屋を片付ける事が大変難しい状況になってきました。また、社会現象による高齢者の一人暮らしが年々と増加を辿る一方、事件・事故・自殺による孤独死、孤立死、独居死など急に亡くなるケースも比例して増えております。家族と疎遠だった事により死亡者の発見が遅れるケースでは、死亡者の腐敗や腐乱によって起こる部屋の悪臭や汚れ、又、生活の乱れによるゴミ屋敷化などで遺族が入室を嫌悪される場合もあるようです。

更に賃貸物件などの場合では、時間が掛かると家賃などの追加費用が加算される為、最短で済ませたい希望者も多く遺品整理業者は無くてはならない業種とされています。
今や年々倍増していく遺品整理業者は請負競争が過熱し価格も下がりつつ有りますが、中には過剰な広告などでお客を集め、最初は安い見積りを行い、後から追加が発生したと高額な料金を請求する悪質な業者も目立ち始めておりますので依頼時には特に注意しなければなりません。実際に何社が見積りを出して頂いたり、または信用出来る葬儀社に相談などをして優良店を仲介して頂くのも一つの手かと思われます。

生前整理とは…

現在、お葬式の事前相談や高齢者の終焉活動が伸びる中、それに伴い「生前整理」を行う方も増えつつ有ります。今や自分で事前に決めるのはお葬式だけに止まらず、残してしまう家族に少しの負担も掛けたくないと言う人々が急増し様々な分野まで拡がって来ております。

例えを紹介致しますと「霊園やお墓、納骨堂の生前購入」、「お墓を不要とした海洋散骨の生前予約」、「仏壇や位牌などの生前購入」、「生前戒名の授与」など思いは人それぞれ有るようです…。そうした影響もあり、自身の体が動く間に身の回りの物を生前に整理して行こうと考える人も増えてきているそうです。

この「生前整理」を行うと幾つか生活状況が改善される場合が有ります。空いている時間を活用し、家族で集まり少しずつ家具や家電、不要な物など…処分や整理をする事で気持ちに余裕が生まれ生活が豊かになる傾向が御座います。ただ注意することは、今後生活をしていく中で本当に不用品を見極める事です。不用と判断した物は、リサイクル業者に出されるか、惜しまず処分をされ家財を減らさなければ成らない事です。それにより、生活される部屋もスッキリとなり居住スペースも広がる事になります。
それを行う事で以下のようなメリットが生まれます。

@地震などで家具が倒壊したり部屋が乱雑になってしまう危険などが回避でき、避難や救助もされやすい可能性があり、離れた家族も安心して生活できるようになります。

A先々に腰痛や膝の痛みなどで身体が自由に動くのが困難になった場合でも、障害物が少ないため室内の移動も比較的容易になり、転倒や怪我も軽減できる事で大事故を予防できる事に繋がります。

B将来、形見として御子様や御孫様に受け継ぎたい品も分かりやすく大切に保管する事も可能となります。もし何か有りそうな場合でも直接手渡しをして気持ちを伝えたりする事も出来ます。

C突然、亡くなってしまった時には生前整理をしておくと残された家族も遺品整理が楽になり迷惑を掛ける負担が減らされます。

D何よりも遺品整理などで掛かる経済的な不要な出費も抑えてあげられる事になります。